WordPressでサイトをSSL化(https化)をする方法|エックスサーバー設定【図解付き】
エックスサーバーの契約をしたら最初にSSL化をします。
※ドメイン設定とWordPressのインストールをしていない方は先に設定が必要です。
上記の記事を見ながら、申し込みと同時にドメイン設定&WordPress簡単インストール(クイックスタート)にチェックを入れて手続きを進めた方は、SSL化は自動的に行われるので特別な設定はいりません!
ちゃんとSSL化されているか確認だけしておきましょう。
POINT!クイックスタートなら面倒なSSL化設定はいらないよ♪
SSL化って?
そもそもSSL化とは、Secure Sockets Layerの略で、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのことです。
個人情報やクレジットカード情報などの重要なデータを暗号化して、サーバ~PC間での通信を安全に行なうことができる、大切な設定。
SSL化されているサイトは、送信される情報が改ざんをされていないことを証明することができます。
現在では、より安全なTLS(Transport Layer Security)という暗号化通信の規格が使われていますが、総称してSSLと言われているため、この記事でもSSLと表現しています。
WordPressでのSSL化
エックスサーバーでWordPressをインストールしたら、最初にやらなければいけないのがSSL化です。
SSL化していないサイトをみると、「保護していない通信」と表示され、サイトを訪れたユーザーさんは離脱してしまう可能性が高くなります。
10年くらい前に作られているサイトがそうですね。
SSL化しているものもありますが、放置されているものが多いです。
SSL化(https化)手順
①エックスサーバーにてサーバーパネルで設定(クイックスタート以外の方)
まずは、エックスサーバーのサーバーパネルを開き、「SSL設定」に進みます。
エックスサーバーを契約するときに、「WordPressクイックスタート」にチェックを入れて、申し込みをしたかたは、サーバーパネルの設定は飛ばして、次の「SSL化されているか確認」まで進んでOKです。
クイックスタートではWordPressのインストールとサーバーパネル側のSSL化設定を同時にしてくれます。
②SSL化をするドメインを選び、「選択する」をクリック。
SSL化をしたいドメインを選択します。
※エックスサーバーの契約時に、「WordPressクイックスタート」にチェックを入れていると、エックスサーバー独自のSSL化を自動で設定してくれるので、「独自SSL」が「1個」となっています。
「WordPressクイックスタート」のチェックをせず、10日間の無料お試し期間を使ったかたは、サーバーパネル側の設定も必要です。
詳しく知りたい方はこちら↓の記事を参考にしてください。
ちなみに上記が「WordPressクイックスタート」の選択画面。
初心者がブログを立ち上げるには、絶対に「一括設定無料オプション」を利用した方が簡単です。
③選択したドメインをSSL化設定
「独自SSL設定追加」項目にて「設定対象ドメイン」を選択します。
最後に「確認画面へ進む」をクリックします。
これは何も使っていないドメインですが、すでに設定済みのドメインが選択されていると、「すでに独自SSLが設定されています。」と表示されます。
④追加するをクリック
遷移した画面にて「追加する」をクリックすればサーバーパネル側の設定は完了です。
無料独自SSLは追加後、サーバーに設定が反映され利用可能になるまで、最大で1時間程度かかります。
このあと、WordPressの管理画面にて引き続きSSL化の設定が必要ですが、サーバーパネル側での設定が反映されてからではないと進めないので、しばらく待ちましょう。
その間に、どのようなサイトにするか、テーマを選んでおくと良いでしょう。

WordPress管理画面側の設定
では次にWordPressの管理画面での設定です。
①「設定」からURLの変更
管理画面(ダッシュボード)を開き、「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」のあたま「http://」に「s」を付けます。
ほかの部分は変更しないように気をつけて。
②キャッチフレーズの変更
「https://」にしたら、ついでに「キャッチフレーズ」も変更しちゃいましょう。
「キャッチフレーズ」にはサイトの説明を入力します。
サブタイトルのような感じかな。
契約時に「サイトのタイトル」を適当に付けたかたは、ここで変更もできます。
③保存
入力が完了したら、下までスクロールして「変更を保存」をクリックします。
④再ログイン
「変更を保存」をクリックすると、またWordPressログイン画面に戻るので、「ユーザー名またはメールアドレス」と「パスワード」を入力して再ログインします。
これでSSL化の設定が終了です。
SSL化されているか確認方法
SSL化の設定が終わったら、反映されているか確認しておきましょう。
WordPress管理画面(ダッシュボード)の上部「サイトを表示」をクリックします。
※右クリックで、新しいタブで開くことができます。
すると、ちゃんと鍵付きマークが表示され、「https://」となっていることが確認できますね。
この状態が確認できたら、次の工程にいきましょう!

まとめ
SSL化のやり方をまとめました。
簡単におさらいすると、
①エックスサーバーのサーバーパネル側でSSL設定をする。
↓
②WordPressの管理画面側でSSL設定をする。
以上です!
そして、サーバーの申し込みと同時に「WordPressクイックスタート」にチェックしている場合は、「サーバーパネルの設定」を飛ばして、「SSL化されているか確認」だけでOKです。